早漏改善治療とは

早漏治療②

薬剤注入法

内服薬ができる以前はこの薬剤（ヒアルロン酸）注入法が主流であったため、薬が使用できない方や、内服薬の効果が弱い方に向いています。

ヒアルロン酸は元来、亀頭を増大させる薬剤ですが、十数年前にヒアルロン酸で亀頭を大きくした患者さまに射精までの時間が少し伸びるといった早漏改善効果が認められたとする報告※があります。

※Kim JJ, Kwak TI, Jeon BG, et al. Effects of glans penis augmentation using hyaluronic acid gel for premature ejaculation. Int J Impot Res 2004;16:547-51.

早漏治療③

包皮環状切除法

包皮の性交時に刺激を受ける余剰な部分を切除します。

亀頭を露出させて薄い粘膜が厚くしっかりとした上皮となることで、刺激に対する耐性が向上します。

早漏治療④

包皮小帯切除法

包皮小帯部（裏スジ）を切除する治療法です。ここは、性交時に強い刺激を受ける敏感な部分で、包皮小帯部をピンポイントで取り除きます。

このことにより早漏が改善、突っ張り感が無く傷跡も目立たず綺麗に仕上がります。

早漏治療⑤

亀頭冠焼灼法

亀頭冠の真珠様丘疹と呼ばれるブツブツが過敏な場合に、真珠様丘疹を高周波メスで除去する治療法です。

過敏な真珠様丘疹を除去することにより、早漏の改善が見込めます。

早漏は自力で改善できるのか？

早漏を自分で改善する場合「射精を遅らせるトレーニングをする」「パートナーが早くオーガズムに達するように満足させる」方法があります。
ここでは、射精をコントロールするトレーニング方法をご紹介します。

セマンズ法はパートナーの介助を必要とし、徐々に射精までの時間を延長させる方法です。
パートナーの手の刺激、ローション、挿入時の刺激に慣れるために、寸止めの状態で我慢、これを数回行い最後に射精します。

パートナーへの負担が大きい方法ですので、パートナーの満足できるよう前戯や愛撫をおこなうようにしましょう。

骨盤底筋やBC筋を鍛える方法です。骨盤底筋の近くには射精のコントロールを行うBC筋（球海綿体筋）があります。

①方法は仰向けに寝て足を肩幅に広げて膝を曲げます。
②5秒間肛門や尿道全体をギュッと締めます。
③5秒間力を抜いてリラックスします。

これを1日に1回1分×10回行います。
仰向けの状態でコツをつかんだら、立って机に手をついた状態、椅子に座った状態でも行います。

スクイーズ法は1人で行うトレーニング法です。
マスターベーションを行い、射精の手前で手を止めます。
ゆっくり深呼吸をして落ち着いたら再開、を5回程度繰り返します。亀頭を刺激することを意識するようにしましょう。


トレーニングには地道な努力が必要です。悩みが深まったり、早く改善したいと思われたらお気軽に無料診察カウンセリングにお越しください。