MSクリニック新宿
包茎の種類・症状・手術・費用等について

包茎手術は、全ての包茎の方が、必ずしも手術をする必要はありませんが、以下に挙げる内容が合致する場合は、包茎手術をおすすめします。

• ・カントン包茎
  非勃起時に皮を剥いて皮が陰茎に嵌りこんでしまった状態。また非勃起時には容易に剥けるが、被ったまま勃起すると剥くことができない状態。


• ・真性包茎
  包皮が全く剥けない状態。


• ・亀頭を触ると痛みを感じる
  亀頭が皮で覆われており、刺激への耐性が低いため過敏になっている状態。包茎手術後は亀頭の皮膚が耐性のできる通常の皮膚へと変化。
　　　　　　　　　　　
• ・亀頭や包皮に炎症を繰り返している
  包茎であるために亀頭や包皮が炎症している状態。
　　　　　　　　　　　
• ・勃起時に陰茎が包皮で締め付けられるような痛みや窮屈感を感じる
  亀頭を無理に露出させることができても、包皮口が狭いために陰茎を圧迫し、締め付けられるような痛みを感じる状態。
　

切らないで包茎を改善する方法は３つ

❶亀頭増大術
❷長茎術
❸簡易処置や医療用接着剤を使う

【❶亀頭増大術】は、亀頭部にヒアルロン酸を注入して亀頭を張り出させ、大きくすることで皮がかぶりにくくなる効果をもたせますが、注入後の亀頭の大きさや余っている皮の量などで効果が左右します。包茎の症状は仮性包茎限定です。

【❷長茎術】は、通常時のペニスの見た目を長くする施術ですが、体の中にあるペニスを引き出すことで、'ペニス本体と包皮の位置関係を変え皮の余りを改善させる方法です。仮性のみ対応可能で亀頭増大術同様に元々のペニスサイズや皮のあまり具合で効果が左右されます。

【❸糸で固定・接着剤で固定】は、余っている皮を医療用の接着剤等でペニスの根元で固定するだけの処置です。当院には用意しておりませんが【切らないで行う包茎手術】でメニューを用意しているクリニックが多数あり費用は4,000円〜10,000円前後と非常にリーズナブルで気になられている方も多いかと思いますが、ほとんどのケースで接着剤が剥がれると元に戻ってしまうことを念頭にご検討ください。

クリニックは完治。矯正はクセをつけるだけ。

包茎手術は、余ってる皮を切除して縫合する根本的治療に対し、市販の矯正器具は、輪っか状のシリコン形状のものやテープを使用するものなど多種ありますが、矯正の器具を毎日使っても皮を剥かせる「クセ」をつけることは難しく、根本的治療はできません。矯正器具は安価なものが多く、自宅で治療ができるメリットはありますが、医学的な根拠もなく、安全面に問題があるものが多く見受けられのも事実で、器具などの矯正を使ってダメで手術をされにきた患者さまも多くいらっしゃいます。

クリニック選び・手術内容を慎重に行う

手術が終わりダウンタイムも終了して、包茎が改善されたことを確かめてみたが皮が必要以上に余っていた、傷跡が目立った、つっぱり感が続くなど、当院以外のクリニックで手術をされた患者さまがご来院されるケースはあります。機能面はもちろん、自然で美しい仕上がりの美容形成術での施術が可能か、手術内容に対しての費用は適切かなど、クリニック選びは慎重に行いましょう。また、カウンセリングの際に費用、手術内容など納得できたかなど、冷静に熟考してから決めるなど、手術前は心の余裕も必要です。
MSクリニックは多数の症例実績と豊富な専門知識による泌尿器形成術、美容形成術を用いたデザイン力と技術で美しく自然な仕上りを実現しています。

包茎手術に限らず手術にはリスクがつきものです。

❶《局所麻酔下手術全般で起こる可能性があるリスク・合併症》
局所麻酔下手術では、腫れ・出血・内出血・血腫・感染・創離開・皮膚潰瘍・壊死・局所麻酔中毒・瘢痕（しこり）・かぶれ・色素沈着・疼痛・知覚過敏・知覚鈍麻・しびれ感・違和感等の合併症のリスクがあります。多少の腫れや内出血、包帯に付着する程度の出血、疼痛、違和感はどのような手術でも起こるものであり、追加の治療を必要としないことが多いですが、それ以外のリスクでは追加の治療が必要となる場合があります。治療開始が遅れると、治療が長期化したり後遺症を残したりする等、大事に至ることがありますので、異常を感じた場合は直ちにご連絡ください。

❷《包皮の切除量について》
勃起時に亀頭が露出する長さはもちろん、性行為に必要な皮を残して切除し、縫合します。気温やペニスの状態などで手術後の平常時に皮が亀頭に被る場合があります。根部切除（バックカット）を選択した場合、手術後の皮の被り具合が手術前と全く変わらない場合もあります。

❸《術後のつっぱり感について》
糸が付いている期間中は、突っ張り感を感じることがあります。糸が取れればは突っ張り感は次第になくなる傾向です。抜糸については術後1週間ほどで一部の糸は抜糸可能となりますが、手術後3週間程度で全ての糸が抜糸できます。また、術後経過により抜糸可能な時期は遷延する場合があります。

❹《性行為について》
手術で使用した糸が全部取れるまで禁止です。糸がなくなってから最短1週間で性行為可能な状態になりますが、術後経過により遷延する場合があります。

❺《ケロイド・瘢痕について》
肥厚性瘢痕（しこりのような隆起）が施術部分に生じる場合があります。通常、半年程度で自然としこりは気にならなくなりますが、治りが悪い場合は投薬治療を行う事もあります。但し、ケロイドが発症した場合は、別途ケロイド治療が必要となり、皮膚科等専門外来の受診をご案内する場合があります。